海外の方へ 東根観光の概要

令和4年度事業報告書

(令和4年4月1日から令和5年3月31日まで)

 令和に入ってからの、新型コロナウィルス感染症拡大の影響による観光産業の疲弊、地域経済の低迷が続く先行き不透明なコロナ禍の中で、従来の観光物産の振興に繋がる事業展開が難しい状況での一年となり、特に「果樹王国ひがしねさくらんぼフェスティバル」などの本市への誘客に繋がる大型観光イベントは開催出来ませんでした。
 しかしながら、ウェブサイトを活用した、「新しい生活様式に沿ったくだもの狩り」、「ひがしねの観光果樹PR動画」、「ひがしねの物産PR動画」などの配信や、「果樹王国ひがしねキーワードクイズキャンペーン」など、ウィズコロナを意識した事業を継続実施することで本市の魅力発信に努めて参りました。
 また、令和2年度から実施している事業として、「お家でグルメひがしね満福事業」や「果樹王国ひがしねフルーツファンクラブ事業」では県内外に販売促進を図り、従来のような観光イベント、観光キャンペーンなどでの物産販売が出来ない状況の中で、旬のフルーツ並びに市内特産品の消費拡大に努めるとともに、観光復興に向けた支援事業として、東根温泉協同組合との連携を図り「地元に泊まろう!あと宿キャンペーンⅢ」を実施し、市内宿泊施設への誘客拡大を図りました。
 本市観光体験メニューの主力でもある「フルーツ狩り体験」においては、「さくらんぼ観光果樹園」が9割弱の開園(3年度は5割弱)となったことから、入れ込み状況は前年対比で139%の増、コロナによる自粛前との対比でも38%の減、と大分明るい兆しも見えたところです。
 東根市ふるさと納税返礼品の取扱い事業においては、主力品である「東根さくらんぼ」の受注数の増加に加え、新たな特産品や加工品などのラインナップを増やすとともに、「果樹王国ひがしねふるさと納税委員会」での返礼品の新規提案や特産品の販売促進、消費拡大に努めた結果、対前年比で50%の件数増となっております。

東根市さくらんぼタント館・JRさくらんぼ東根駅

 東根市さくらんぼタント館の管理運営については、指定管理者として施設利用者の安全確保、公平なサービスの向上、ウィズコロナに対応した適正な環境整備及び施設の管理運営に努めるとともに、関係機関と連携を図り駐車場の放置車両に対する対応に取り組んで参りました。
 東の杜においては共同事業体の構成団体との連携を図り、施設の管理運営のほか、コロナ禍の中で感染防止策を講じたソフト事業を実施し交流事業の促進を図るとともに、新たに令和4年度から5ヶ年の指定管 理者として運営しております。

 

実施事業